そっくり音楽

2013/04/11

レッチリの「Monarchy of Roses」のイントロの元ネタってこれですよね

関係ないけど、すごいデザインのジャケットだな。

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レッド・ホット・チリ・ペッパーズRed Hot Chilli Peppers
『Monarchy of Roses』(2011)

ぐいぐい来るドラムとガキガキいうギターが印象的な曲。はじめて聴いたときは、ギタリストが替わっただけで随分違うもんだなと思いましたが、やっぱりというか下敷きにした曲があったんですね。それが

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ギャング・オブ・フォーGang Of Four 『At Home He's A Tourist』(1979)

そっくりです。マネというより、明らかに意識的に似せてる感じ。隠す気が微塵もないのが逆にカッコイイかも。こういうのはオマージュって奴になるんでしょうかね。

 

ちなみにギャング・オブ・フォーでギターをガキガキ鳴らしてるアンディ・ギルという人は、レッチリのデビューアルバムのプロデューサー。

 

単純に、ファンなんでしょうね。

ついで言うと、この曲の入ったアルバムは名盤として有名です。ローリングストーン誌の歴代ベスト500にも選ばれております。ガキガキうるさいけど、マジでいい。

 

ここからは余談です。

 

レッチリのPVの監督はマーク・クラスフェルドMarc Klasfeldという人。Fun.の『We Are Young』とか撮ってる人ですね。で、ビデオの最後に出てくる「インスパイア元」レイモンド・ペティボンRaymond Pettibonとは誰なのか?

 

1957年生まれのアメリカの現代アーティスト。実兄がパンクバンド「ブラック・フラッグ」のギターということもあって、ミュージシャンのアートワークでも知られる人のようです。蛭子能収みたいな絵ですけど、かなりの大物なんですね。フー・ファイターズのアルバムの人だということは、私も今回はじめて知りました。

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最後にドヤ顔。

2012/08/09

パクリの殿堂 XTC 「Mayor of Simpleton」& カジヒデキ「ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME」 ここまでやれば逆にエライ

ここまで似てたら、ある意味その勇気に脱帽という殿堂入りのパクリ作品。

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XTC 「Mayor of Simpleton」(1989年)& カジヒデキ「ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME」(1997年) 

 

70年代から活躍するブリットポップの先駆的な存在XTC(エクスタシーから来てるらしい)の名曲と、それを大胆すぎるほど大胆に取り入れて、渋谷系の代表的な存在へと一躍踊り出たカジヒデキのデビュー曲です。まあ

元気にすりゃ別の歌になると思ったら、大間違いだ!(笑)

てなくらいそっくりな曲なんですけど、公平にいえば、アレンジのポップなセンスは新鮮ではありますね。

つまりカバーとしては優秀。編曲の勝利?

カジヒデキという名は、最近では2008年の映画「デトロイト・メタル・シティ」に「ダサい渋谷系」の代名詞的な扱いで楽曲提供してたのが目立つくらいなので、今さら話題にしても「ふーん」て顔をされるだけかもしれませんのであしからず(笑)。

 

XTC 「Mayor of Simpleton」(1989年)

カジヒデキ「ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME」(1997年) 

ここまで癖の強いメロディーをそのまま使える強心臓は、ある意味スゴイというべきか。

 

このパクリについては有名なので今さら扱うのもねえ、と思ってたんだけど、もう一曲こういうのも見つけたので気が変わりました。ああ…やっぱりって感じ(笑)。

カジヒデキ 「Love Is All」 (2009年)


これは明らかにこの曲が元ネタ。

オリビア・ニュートン・ジョンOlivia Newton-John with ELO「Xanadu ザナドゥ」(1980年)

地味な感じにアレンジし直してあるけど、やっぱりそのまんま。

それにしても、今あえてザナドゥ(笑)ある意味おもしろい。

カジヒデキってこんなことばっかりやってるんだろうか。ちょっと調べてみようかとも思ったけど、この人のアルバム聴いても、あまり得るものがなさそうだなぁ(笑)。

……

XTC (エックス・ティー・シー) とは、1977年10月 にデビューしたイギリスのロックバンド 。バンド名はヴォーカル、ギターのアンディ・パートリッジが「Ecstasy」をもじってつけた。オールディーズなポップスからの影響をもとに、その活動を通じてポップミュージックのオルタナティヴな可能性を追求し、のちのブリットポップ・ムーヴメントにも大きな影響を与えた。…んだそうです。

代表曲といわれてるXTC 「Making Plans For Nigel」(1979年)

このビデオのリズム隊、超かっちょいい。

でも、最強はこれじゃね。

XTC 「King For A Day」(1989年)

カッコよすぎて死ぬわ。

2012/08/06

パクリの殿堂 HOUND DOG 「15の好奇心」& 谷口宗一「風吹く丘」 ここまでやれば逆にエライ

ここまで似てたら、ある意味その勇気に脱帽という殿堂入りのパクリ作品。

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HOUND DOG / 15の好奇心(1989年)& 谷口宗一 / 風吹く丘(1993年) 

谷口さんは、CDのジャケット写真の時点で残念です(笑)。

 

谷口宗一という名前は今となってはピンとこないと思いますが、90年代のはじめ10代の女子向けバンドとして人気のあったBAKUのヴォーカルだった人で、「風吹く丘」はそのソロデビュー第一弾シングルとして発表したもの。

サビの部分がまったく同じという、聴く側の方が何か間違ってるのかと思うほどのクリソツぶりです。

当時のひとは、まさに度肝を抜かれた思いますね(笑)。

 

まず、HOUND DOG 「15の好奇心」

そして、谷口宗一「風吹く丘」

これがOKだった時代が不思議。

 


……
HOUND DOG(ハウンド・ドッグ)、1976年 (昭和51年)に結成。代表曲に「ff(フォルティシモ)」(1985)、「ONLY LOVE」(1988)、「BRIDGE〜あの橋をわたるとき〜」(1992)など。2005年以降はボーカル・大友康平 の事務所独立に伴い、現在、所属メンバーは大友ただ1人のみ。

…って、明らかにHOUND DOGじゃない(笑)。

2012/07/24

Radioheadの「Kid A」を聴いたら、岡田有希子のことを思い出した。

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まず、レディオヘッドRadioheadのアルバム「Kid A」(2000年)のタイトル曲「Kid A」を聴いてください。

00年代を代表する名盤という割に異様な曲ばかり並ぶアルバム中でも、とりわけ異彩を放つナンバーですが、日本人にとっては意外に馴染み易い曲かもしれません。

というのも、1999年のTBSドラマ「ケイゾク」の主題歌「クロニック・ラブ」にちょっと似たフレーズが出てくるからですね。

主演の中谷美紀が作詞を担当し、歌っております。

この歌は坂本龍一の作曲なんですが、実は1986年に出したアルバム「未来派野郎」の収録曲「Ballet Mechanique」の歌詞を変えただけの、ただのカバー。

実は。

流石の坂本教授。どうどうの流用です(笑)。

しかもこれには続きがあって、この「Ballet」自体それ以前に発表したものを、歌詞だけ変えて出した作品なんですね。

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それが80年代のアイドル岡田有希子が、86年に発表したアルバム「ヴィーナス誕生」の中の収録曲「Wonder Trip Lover」です。

歌詞の乗せ方は上手くないけど、声の可愛さが最高の曲ですね。

そして、このアルバムを出した直後に彼女は死を選び、70年前後生まれのアイドルファンの心にトラウマを残すことになるのだが、実は冒頭に出てきたRadioheadのメンバーもみんな70年前後の生まれ。つまり彼らも岡田有希子世代だった、ってことでウロボロスの輪がつながるわけです。

だからどうした、って感じですけどね(笑)。

でも、「Kid A」の歌詞を読んでみると(まず、あれは聴きとれませんわね)、実はこういうことを歌っているんですね。

 

僕は立ち去った


嘘をつかれたんだ


僕らは晒し首で
 
君らは腹話術師を
持つ
僕らは晒し者

君らが傀儡師な
んだ

ベッドの
端っこ、陰影の中で
ベッドの端っこ、陰
影の中で
ベッドの
端っこ、陰影の中で
ベッドの端っこ、陰
影の中で

鼠と
子供達が僕について街を出るよ
鼠と子供
達が僕について街を出るよ
さあ、おいで

錯覚かもしれないけど、岡田有希子の気持ちが何だか理解できた気がするのが不思議です。

要するに、亡くなる前の岡田有希子と曲を書いていた頃のトム・ヨークの気持ちには、相通じるものがあったってことだろうけど(ま、私の思い込みに過ぎないでしょうけど)、ここまで偶然が重なることもあるんでしょうかね。

ちょっと恐ろしいね。

……
「Kid A」

レディオヘッド2000年発表の4作目のアルバム。実験的な現代音楽の難解さと、ポップミュージックの耳心地のよさが絶妙なバランスでまじりあった大傑作(初めて聴くと、大抵びっくりしますけど)。まあ、マネすると取り返しのつかないことになる、恐ろしい世界を突き進んでおります。

2012/07/12

ラフィンノーズはラモーンズより文字数が多い

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古典的なネタだと思うけど、ググっても出てこないので…

パンク神 ラモーンズThe Ramones「Blitzkrieg Bop」(邦題「電撃バップ」1976年) 

デビュー曲で歴史を変えた、まさに神。

と、80年代にインディーズバンドシーンで人気のあった日本のバンド

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ラフィンノーズLaughin' Nose「Get The Glory」(1983年)

ここまで観客を熱狂させるライブもあるんですなあ。素晴らしい。

でも、基本的にはラモーンズの曲の文字数を増やしただけだよね、やっぱり(笑)。

とはいえ、この曲のドラムとギターはめちゃカッコいいので、個人的には日本のロックナンバーの中でも最高の一曲だと思ってます、まじで。

そんなことよりこのビデオを見て気になったのは、ボーカルのルックス。

まさかだけど、歌ってるのは漫画家の楳図かずお(笑)?

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写真を見ると…明らかに別人、なのかな(笑)。なんでシマシマ…。

 

ま、ラフィンノーズの上をいくというか、アレにもほどがあるっていうのが別にいて…

ザ・スターリン 「豚に真珠」(1981年)

こんなん、「似てる」って指摘するのも恥ずかしいわ(笑)。

 

ちなみに、ラモーンズ? 知らんわ、って人はこの曲を聴けばピンと来るはず。

まさに神やね。

 


……
※ほんとに楳図かずおとラフィンノーズのチャーミーが別人なのか確認してみよう。

楳図かずお
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チャーミー
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結論。区別する必要なし。

2012/07/04

これからは BUMP OF CHIKENの「天体観測」のイントロを聞くたび「トゥリルリー」と思わず口ずさんでしまうという呪い(笑)

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このジャケットでよく売れたな、この曲(笑)。

BUMP OF CHIKENが2001年に発表した「天体観測」

で、こっちがアンジーAngieが1988年にリリースした「素晴らしい僕ら」


全体的に見れば、まったくちがう曲なのでパクリとは別物だけど、イントロの一番インパクトの強い部分が残念なくらいによく似てる。

だから一旦アンジーの曲を耳にしておくと、バンプの曲を聴いてもアンジーの江戸華之介の特徴的な甲高い声が耳鳴りのように聞こえてくるという、ちょっとした呪い状態になる。 

今日から「天体観測」のイントロを聞くたび

「トゥリルリー、トゥリルラー」

って幻聴のように聞こえてくるかもしれないけど、ごめんね(笑)。